３歳児の担任をしています。幼児は異年齢保育なので日々の活動では、横割りでクラスの活動をする他、縦割りで室内活動や集団遊びなどをおこないます。発達や子どもの興味に合わせて、どの教具に誘いかけるか、どんな遊びをおこなうか、幼児クラスの職員と相談しながら活動内容を考えています。また、教具を作ったり毎月新しいものに変えたりして、保育環境を整えています。

子どもの「出来た」を一緒に喜び、成長を見守ることができることです。

その他にも「こんな活動をしたら楽しいかな」と考えて準備した活動を、予想以上の反応で子どもたちが楽しんでくれた時はとてもやりがいを感じ、もっと頑張ろうという活力になっています。

書類の作成、行事や活動の準備はまだ時間がかかってしまいます。先輩にアドバイスをいただいたり、１年目のことを思い出しながら、要領をつかんでいけるように取り組んでいます。

　また、活動の際に年齢や性格のさまざまな子どもたちに興味を持ってもらうよう話すことも大変だと感じています。新しい絵本や手遊びを用意したり、クイズにしながら話を進めたり、試行錯誤をしながらおこなっています。

清香会の行動指針で特に「いつでも素直、いつでも前向き」の部分に共感しています。仕事でそれを意識するうちに、私生活でも自然と素直で前向きな気持ちで過ごせるようになりました。休みの日をだらだらと過ごすのではなく、散歩に出かけたり、趣味を見つけたり、学生の頃よりも行動的になれたと思います。

　１年目の始めは、子どもたちと仲良くなろうと保育室に入ると一人ずつに「○○ちゃんおはよう」と声をかけるようにしていました。始めは子どもたちにとって知らない先生だった私ですが、今では保育室に入った瞬間に「あ！加藤先生だ！おはよう！」と子どもたちから挨拶に来てくれるようになりました。不安と緊張でいっぱいだった入職したての頃を思い返すと、信頼関係を築けたことを身に染みて感じ、１年間子どもたちと一緒に成長できたことがとても嬉しいです。

　１年間保育をしてやりがいとともに、まだまだ自分に足りない部分や、先輩職員を見て学べることがたくさんあると感じました。先輩方の良いところをたくさん盗み、危険なことはしっかり伝えて楽しいときは全力で楽しめる、メリハリのある保育士を目指します。また、自分が学びたいことを深めていける環境が整っているため今年はモンテッソーリ教育についてたくさん勉強し、子どもたちに合った教具をたくさん知らせていきたいと考えています。そして、保護者の方に子どもたちの園での様子をたくさん伝えて、お子様の成長を一緒に喜びあえる存在になることを目標にしていきます。