救命救急講習を受けて
法人では、3年に一度救命救急講習に参加することになっています。
今年度は、1年目・4年目・7年目・10年目・13年目が参加しました。
横浜りとるぱんぷきんずでは、7名の職員が参加しています。
まずは、胸骨圧迫のやり方です。実際に30×2セットを行うとかなりの体力を使います。その後AEDを使った実践。2人1組になり➀指示を出す人②AEDを持ってくる人に分かれます。
指示を出す人は、迷う暇はありません。AEDを使えるか使えないかはっきり問いかけ支持を出さないといけません。人の命がかかっているのです。「誰かがやってくれるだろう」や「私になんか出来ない」と、怖がってはいけないのです。
参加者が保育士だったので、乳児や幼児の胸骨圧迫のやり方も聞きました。
また、誤飲をした時の対処のやり方も習いました。人形を使って実際に抱きかかえてみましたが、本当に自分がこんな小さな子に胸骨圧迫をしていいのかとても不安になります。
しかし、3年に一度のこの研修は「私にも人を助けることが出来る」と、気づきを与えてくれる良い機会になっています。
この中にもあるように、子ども達が安全に過ごせるように事故予防を務め、環境設定はもちろん
もしもの時を考え、慌てず対処できる集団でありたいと思います。
研修の中で、家庭で起きる子どもの事故で気を付けてもらいたいのは自宅の浴槽でおぼれてしまう
ケースだそうです。
「少しくらい1人にしても大丈夫だろう」
「兄弟がいるから目を離しても大丈夫だろう」
このような気の緩みから事故は起きてしまうそうです。
子どもは、まだ未熟だということ・発達段階を知ることが
必要です。いつ頃、どのような事故が起こりやすいかを
知り、子どもの環境を子どもの目線で見直すことが、
事故を予防するために大切です。
家庭が注意するだけでなく、社会全体が子どもを事故から守る意識を持っていきたいですね。
(橋本)