環境はとても大切！

『自分のために最適な環境をつくる』
コロナ禍でリモートワークが増えたので、環境を変えた、というご家庭もあるのではないでしょうか？
リモートワーク用に環境を変えたということは…

仕事が集中して取り組めたり、成果が出たり、居心地も良かったり、などきっとそれぞれ自分自身に合うよう工夫されたのではないかと思います。私達が取り入れているモンテッソーリ教育の理論に沿った環境づくりも、子どもの発達に合わせて考えています。

例えば、子どもの身体の大きさに合わせた机やイス、手のサイズに合った道具の大きさや重さなど、さまざまにこだわりがあります。また「もっとやりたい！」と思うような魅力的な環境になるように、興味がそそられるような教具や素材を準備しています。それは出来るだけ本物を使う、ということです。（子どもは、大人が使っている本物＝おもちゃじゃない物の方が興味があったりしますよね？）

そして物だけではなく、人も環境の一部になります。コロナ禍では行動の制限などがあり、人との関わりが減ったり、職員も常にマスクをしているので、なかなか素顔を見せることが出来ません。

私達は良い人的環境になるために、手本になるような立居振る舞いや言葉遣いなど、いろいろと気をつけてはいますが、子どもにどれぐらい伝わっているか気になるところです。子どもの成長は本当にあっという間で、私達大人が感じる1年とは全く重みが違いますね。

だからこそ、保育の中に取り入れたい活動がたくさんあります。ただ園としては感染状況や継続的に運営していくことを考えると、残念ながら思うような保育が出来ないこともあります。とは言え、今の子ども達に伝えるべきこと（身辺の自立や人との関わり方、言葉遣いやマナー、物事の考え方など、人として必要なこと）は、工夫しながら楽しく活動に取り入れていきます。

区内でもコロナでの休園が増えてきました。幸いなことに今のところ開園が出来ています。お互いに「うつさない・うつらない」ために、基本的な予防策をしっかり行い、皆で協力し合っていきましょう！

どうぞよろしくお願いいたします。　　　　　　　　　　　（染谷）