Column

~今、私達にできること~

新年度となり、これから子ども達がたくさん世界を広げていく・・・という時に休園となり、

子ども達も保護者の方もたくさんのご不安があったことかと思います

 子ども達もいつもであれば保育園で遊び、公園で遊びとしていた生活から急に普段と異なる生活に

なり、さまざまな心の変化や戸惑いもあるでしょう。

「いつもと違う」ことが日常にたくさんある中で、保護者の皆様も育児とお仕事の両立で大変お疲れ

なことと思います。そのような中、園運営に多大なご協力を頂いていることに改めて感謝しております。

少しでもご家庭での育児に役に立てればと思いYoutubeで手遊びやダンスなどを配信しておりますが、

いかがでしょうか。

 

職員は子ども達の笑顔に会えるのを楽しみに動画撮影や自宅で教具、教材、エプロンシアター作りなどをして開園までの準備をしています。

「子ども達が好きな歌に合わせて遊べる手袋シアターを作っています」

「ピアノが得意ではないけど、たくさん子ども達と歌うために練習している」

「子どもの発達理解をより深めるために本を読んでいる」

など職員は“誰かのためになるように”とテレワークで作業をしたり、ビデオ会議で共有を図ったりと

子ども達が元気に戻ってくる場所がより充実した環境となるように準備を進めています。

毎日、コロナウイルスのニュースをたくさん目にして、状況も変わってくる中で5月6日まで休園で

子ども達に会えないからと・・・と悲観的になるのではなく、この期間を活用して一人ひとりが

スキルアップも目指しています。

「今の自分と向き合う時間」と考えると仕事で忙しくてついつい後回しになっていたことに取り組む

ことができる時間でもあります。

・本を読もうと思っていたけど、忙しくて読めなかった

・自炊をしようと思っていたが、つくる気力がなかった

・ランニングして体力をつける

外出自粛で出来ないこともありますが、この時間を有効活用していきたいと考えています。

オンラインでの統括園長の話を聞く時間を設けたり、園長達が持ち回りで保育や法人のことについて

話す時間を持ち、今だからこそ法人としての“つながり”が強くなるような取り組みを模索しながら

実施しています。

 このような状況で自己管理を徹底していくことはもちろんのこと、保育園が再開した時に子ども達・保護者の皆様が安心して過ごすことが出来る場所であること、安心して預けていただける園を改めて

見つめなおしていきたいと思います。

そして、再開した時に皆様と笑顔でお会いして、子ども達がりとるぱんぷきんずの保育でたくさんの

成長ができるように準備を進めていきます。

今はみんなで力を合わせてこの状況を乗り越えて早く皆に会えることを願うばかりです。(北嶋)