
これまでの100年、これからの100年
先日、マジョラムの保育参観で少しお話をさせていただいたのですが、5月25日(日)に福岡県豊前市にある姉妹園の清高りとるぱんぷきんずで、法人100周年を記念するイベント・式典・新園舎竣工式がおこなわれました。
令和5年から卒園児の方々が中心となり準備を進めてきたこのイベント。関東の職員も準備に携わってきました。
当日は地域のお店が出店したキッチンカーやマルシェがあったり、ステージイベントも開催されて大盛り上がりだったようです!
私は参加できなかったのですが、全国各地の関係者の皆様にご参加いただき、私達の法人が多くの企業や地域の方々に支えられながら職員と共に100年という長い歴史を刻んできたことを感じました。
100周年の記念に伴い、2つのアートを作成していただきました。
100周年を記念したアート 理念のアート
【慈悲の抱擁】 【曖昧06“colorful”】


アーティスト:マーク・イヤファーさん アーティスト:佐々木香菜子さん
これを作成して頂く前に、アーティストの方に私達の想いを知ってもらうためのワークショップが
開かれ、これからの子ども達や保育、法人に対する想いを語り合いました。
「法人理念を色で表すとどんな色?」と考えてみたり、「子ども達の未来と個性が輝く場所であってほしい」「保育だけにとどまらず、何にでも挑戦出来る組織でありたい」と、想いを言葉にしたり…そんな私達の想いを受けて、2名のアーティストの方が表現してくださいました。
近年『論理的な思考だけでは成立出来ない予測不可能な世界情勢』と言われる中で、常識に捕らわれず自由な発想で“ゼロから1を作る”【アート思考】が求められています。
保育でも「豊かな感性を育む」ことを大切にしているため、臨床美術を基にした“あるて”の活動で、子ども達がアートに触れる機会を設けています。
私達が行事で着用している清香会Tシャツもリニューアルしますのでお楽しみに!
さて、今年の4月には姉妹園の横浜りとるぱんぷきんずでも関東進出・開園20周年の同窓会イベントが開催され、元横浜の職員が参加してきました。
数年ぶりにお会いした卒園児や保護者の方から「今振り返ってもこの園で過ごせて幸せだった」と、嬉しい言葉をいただいたそうです。
乳幼児期の大切な時間を園で一緒に過ごし「こんなことをしたな」「楽しかったな」と振り返ってもらえるのは、この仕事をしていてとても幸せなことだと感じます。
これからも長く愛され続ける法人、園を目指してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。 (中川)