Column

メディアなどでも話題を集めている“非認知能力”。
非認知能力とは、読み、書き、計算のように数値ではかることのできる学力などとは違った、
心の社会性に関する力のことを言います。
非認知能力の成果というのは、すぐには表れず少し後になって見えてくると言います。
そのため「あと伸びする力」とも呼ばれています。
そこで注目されているのが子どもの“主体性”、そして“遊び”です。
五感を通して遊び込むことが重要で、遊びを通して非認知能力が育つと言われています。
「じゃあ、どうやって遊べばいいの?」と思いますよね?
実は、多くの親が何気なくおこなっていることの延長に、あるいは少し意識してみると意外なほど身近に題材があるのです。
以下のような、普段おこなっている遊びや声掛けが、とても大事なことに繋がっています。

【あそび1】空を眺める→一日の中でも色んな表情を変える空。子どもと一緒に「さかなみたい
だね」と話したりすることが子どもの想像力を培い、科学への
好奇心につながります。
【あそび2】水で遊ぶ→砂にしみ込み、虹を作り、温かいお湯に変身。水は自分自身の工夫で
変化します。その試行錯誤の体験がかけがえのないものになるのです。

いかがでしたか?特別なことなどは何もありませんよね。
興味を持った方はぜひ書店で探して実践してみて下さい。
家で出来る遊びのレシピがたくさん載っていますよ。  (宝田)
参考文献:非認知能力を育てるあそびのレシピ
著者  :大豆生田 啓友 大豆生田 千夏
出版社 :講談社