Column

『生活リズムを整える』わかっていても…難しい現実

11月の後半は汗ばむ日も多く、季節はずれの気候が続いていましたね。

運動会後は新宿御苑に行く機会も増え子ども達も随分と体力がついてきたと感じています。コロナ感染者が増えて不安な毎日を過ごしていると思いますが、園でできる感染予防を行いながらも子ども達の発達や成長に必要な経験の場は大切にしていきたいと考えています。

行事の開催については先月の園だよりでもお知らせいたしましたが、クリスマス会は子ども達で発表の場を設け保護者の皆様には動画配信をさせていただきます。生活発表会につきましては今のところ開催予定ですが、今後の状況により開催を検討することがあることをご了承ください。

 

今回も子育ての話。最近、息子の生活リズムについて悩んでいます。

私(親)の理想としては,,,

 ・21時までに就寝してほしい

  そのためには20時にはお風呂に入り少しゆっくりして眠る準備

 ・食事も30分以内に終わってほしい

 ・朝も目覚めよく起きてほしい         などなどあげればきりがありません。

現状は,,,

 ・日によって寝る時間が22時になることも

   (金曜日は次の日が休みで私自身も少し気が緩んでおりもっと遅くなることもあります)

 ・場合によって食事に1時間ぐらいかかることも

   (その原因はTVがついているからなのですが、なかなか止められない現状が,,,)

 ・朝の目覚めが悪く私自身も「時間に遅れる!」と焦っており朝から「急いで」「早くして」の

連発!しまいには「もう!」と怒ってしまうこともしばしばです。

 

 そこで生活リズムの見直しのためまずは睡眠時間から考えました。子どもにとって睡眠時間はとても大切です。これはいろいろな育児書や保育の専門書などにもよく書かれている内容になります。なぜ、睡眠時間が大切かというと、寝ている間に「成長を促すホルモン」が分泌されます。しかも21時から0時の間は他の時間の倍以上の分泌がある“睡眠のゴールデンタイム”です。もう一つのいいことは、脳にとっても深い眠りについている時に、前の日に経験したことを記憶として海馬(かいば)というところに蓄積していきます。「寝る子は育つ」ということわざがありますが、このことは科学的にも証明されているようです。そのため生活リズムの中でも睡眠時間が最もベースにあると言われています。

基本的に1歳から2歳は11~14時間、幼児は11~13時間ぐらいの睡眠時間が良いと言われています。わかってはいるものの理想と現実は本当に違います。

できるだけ21時に就寝できるために今、私が取り組んでいること

 ・寝るときに素話をするようにしました。簡単な物語です。このことが息子も楽しみになり「今日もお話をして」と早めに寝室にいくことが増えています。

 ・年少児なので時計を意識して声掛けをしています。

 ・「一緒に寝たいな」オーラを全開で出しています。

もちろん、うまくいくこともあれば全くできないことも、50%ぐらいです。ただ小学校に上がる前に

(まだ少し先ですが)規則正しい生活リズムを身に着け早寝早起きの習慣をつけたいと少し必死に、

少し肩の力を抜きながら関わっています。                      (谷本)