Column

谷あり山あり…できるだけリラックスして子育て

日中は汗ばむことも多い日が続いていますが、朝夕は過ごしやすく時には肌寒さを感じるようになってきました。季節の移り変わりを肌でも感じられ、秋の深まりが待ち遠しいですね。

 新型コロナウイルスもなかなか収束の方向に向かわずに保護者の皆様にはさまざまな場面での園運営のご協力・ご理解をしていただき誠にありがとうございます。少しずつ行事の再開を計画しておりますが、今後の状況により中止や延期をすることがあることをご了承ください。

 

 さて、毎日の子育て「今日はなんだか落ち着いて過ごせた!」という日もあれば「今日は何がダメだったのかわからない。何だか疲れた・・・」という日もありますよね。私はというと断然、後者の方が多い毎日を過ごしています。もう4歳になった息子はイヤイヤ期は過ぎて「もうそろそろ、天使の4歳!」と

その日を待ちわびている私ですが、「4歳の反抗期」に突入したようです。

 「4歳の反抗期」(=男の子に多いと言われています)は「2歳のイヤイヤ期」ほど知られていないので、親としては「なんだか成長が逆戻りしたみたい」と不安に思ってしまうことがあります。

 

 特徴としては

  ・大人の指図を嫌がる

  ・こちら側から伝えたいことや要望などを聞かなくなる

  ・あまり使ってほしくない言葉や汚い言葉を使うようになる

  ・今までよりも行動が乱暴になる              etc

 

 そしてこの様子は不思議と園という集団ではなかなか見受けられず、“家庭”“親”など子どもが最も安心している環境に対して見受けられる様子のようです。(私の今までの保育経験から感じています。)

このような状況は4歳になると脳や心が急速に成長していきますが、その変化に感情がうまくコントロールできないことから起きると言われています。

 現に先日、あまりの息子の困った態度に保育園の先生にお願いをして面談をしていただきました。

  ・気に入らないと私のことをたたく

→たたくということはいけないことを伝えると「間違った」と言い訳をする

  ・部屋を走ったり「ドン」と足音を出すことはいけないことを伝えるとわざとする   などなど

 担任の先生のお話は「時々、友達とふざけて遊んでいることもありますが、それだけ気持ちを出せるよ

うになったのだと安心しています。友達にもとても優しいし自分のことはしっかりと自分でできていま

すよ。」との言葉。

 子どもなりに社会に出ると小さいながらに一生懸命に頑張っている、私も朝一から延長保育を利用し

ているので、もう少しゆったりと子どもにかかわらないといけないな…と感じました。

 

 頭でわかっていてもなかなか実践できないのが子育てだということも最近、感じています。

 毎日、山あり谷あり、一歩進んでは二歩さがる…という状況ですが、先輩お母さんからは「本当に子育

てはアッと言う間だよ。だから大変かもしれないけど、リラックスして楽しむ気持ちも大切に」と言われ

ています。お互いに「子育て」「仕事」「家事」と毎日ドタバタの日々だと思いますが、時には頑張ってい

る自分をほめて過ごしていきたいですね。

                                         (谷本)