Column

~おもしろき こともなき世を おもしろく…~

私は趣味で毎月1冊読書をしていましたが、ここ半年ほど家では子どもの対応に追われ、電車ではなかなか集中力が続かず…ゆっくり読む時間が取れなかったため、「このままではいけない!」と9月から毎朝園に早めに来て、出勤前の30分を読書の時間にあてています。

そもそも、『朝読書は効果的』と言われています。夜の睡眠で脳がリセットされた状態のため、集中力が長く続いたり、新しい知識や情報が入りやすい状態になっているためです。また、出勤時間までの限られた時間ということもあり、より集中して読むことが出来ます。

朝は読書に限らず仕事を含めいろいろなことに効果的と言われているので、是非皆さんも

試してみて下さい。

 

さて、私が今夢中で読んでいる本は…私が一番好きな“ひすいこたろう”さんの最新作、

『人生最後の日にガッツポーズして死ねるたったひとつの生き方』です。

吉田松陰・高杉晋作・野村望東尼・ジョン万次郎・坂本龍馬…幕末の5人の志士の生き様を通して、美しく、格好良く生きるとはどういうことかを学べる一冊です。

「歴史って難しくて苦手…」という人も居るかも知れませんが、ひすいさんの本では難しい歴史がわかりやすく書かれています。

読みやすく面白く、且つ、ほんの少しの遊び心もスパイスに加えながらまとめているため、非常にお奨めです。

この本の中では、5人の生き様を通して本当に心に響くエピソードが盛り沢山ですが、

その中でも特に私の心に響いた言葉があります。

『おもしろき こともなき世を おもしろく』

有名な高杉晋作の辞世の句です。

これは、「面白くもなんともない世の中を面白く生きていくために、あなたならどう考える?」と晋作が望東尼に上の句で問いています。

これを受け、望東尼は下の句を結びました。

『すみなすものは 心なりけり』

面白く生きられるかどうかは、現実が決めるのではない。心が決めるのだ、と。

この句自体は知っていましたが、この句が出来るまでの成り立ちや深い背景を知ることで

改めて、「自分の気持ちを強く持とう」と思うことが出来ました。

コロナウイルスをはじめ、まだまだ暗いニュースが続いていますが、負けずに強い自分軸を持って生きていこうと思います。

(中野)

参考文献:『人生最後の日にガッツポーズして死ねるたったひとつの生き方』

著 者:ひすい こたろう