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2021年の漢字は?

2021年の漢字は?

 

新年早々昨年の話題で恐縮ですが、毎年12月に「今年の漢字Ⓡ」が発表されているのを、目にされた方も多いと思います。これは日本漢字能力検定協会が発表しているものです。

 

「今年の漢字」について

・1995年(平成7年)から始まりました。

・毎年12月12日頃に発表されます。→12月12日が「漢字の日」だから

・発表される場所は京都の「清水寺」です。→日本漢字能力検定協会の本部が京都だから

 

どのようにして決まるのか

 ・全国からの公募で決まります。

 ・応募された漢字の中で、最も多かった漢字を清水寺で※揮毫(きごう)されます。

  揮毫された書は、1年の出来事を清めるとともに、新年が明るい年になることを願い

  奉納しています。

  ※揮毫(きごう)…毛筆で何か言葉や文章を書くこと(Weblio辞書)

 

2021年の漢字は

順位

1位

2位

3位

4位

5位

6位

7位

8位

9位

10位

漢字

順位

11位

12位

13位

14位

15位

16位

17位

18位

19位

20位

漢字

 第1位は「金」でした。

応募総数22万3773票のうち、「金」は1万422票(4.66%)を獲得しました。

「金」が選ばれた主な理由は

・東京オリンピック・パラリンピックで日本人選手が多数の「金」メダルを獲得した

・各界で数多くの「金」字塔が打ち立てられた

 ・コロナに絡む給付「金」、新紙幣などお「金」にまつわる話題が多かった

などと考えられています。「金」に限らず、その他東京オリンピック・パラリンピックやコロナ感染症にちなんだ漢字が多いのは当然といえば当然ですね。「金」は今までのオリンピックイヤーでも選出されています。ちなみに2020年は「密」、2019年は「令」でした。こちらも納得!の結果になっています。

 

2022年の抱負を漢字で表すと

 皆様の脳裏に浮かんでいる漢字は何でしょうか。新年に際し、私が掲げるのは「動」です。なぜならば動かないことには何も経験できないからです。私はどちらかというと動き出しが遅いほうです。それに加え、コロナ禍でなおさら「今はできない」と考えて、動きが弱まった感があります。経験が少なくなると、希薄な人間関係や体力の低下など、「人として生きる力の弱体化」が懸念されます。まだ続きそうなコロナ禍の中で、子どもにとって何が必要かを考え、「動」につなげていきたいと存じます。

子ども達が豊かな経験・体験を成長の糧としていけるように、職員一同邁進してまいります。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。                   (飯塚)