Column

ONCE IN A LIFETIME!

「4年に一度じゃない。一生に一度だ。-ONCE IN A LIFETIME-」(公式HPより)

この言葉を耳にしたり目にしたことがあると思います。そう、現在おこなわれているラグビーワールドカップ2019日本大会の公式キャッチコピーです。9月20日~11月2日まで20チームが参加して、熱き戦いを繰り広げています。私はラグビーが大好きです。子どもの頃はお正月におこなわれる大学選手権や日本選手権を楽しみにしていました。日本代表の試合は、一時期あまりにも世界との差があり過ぎて観なくなっていましたが、前回のワールドカップからまた観戦するようになりました。前回大会の初戦では南アフリカを相手に奇跡の大逆転勝利をあげましたが、試合時間が夜中だったこともあり、私は観ていませんでした。それが今でも心残りでなりません。今回は日本での開催ということで、張り切ってチケット購入を申込みました。ですが残念ながらすべて落選。TVでの観戦を楽しんでいます。

ラグビーの試合終了を指す言葉は“ノーサイド”として広く知られています。私の年代だと、ユーミンの歌の題名として指名度が上がった部分もあると思います。“戦いが終わったら両軍のサイドが無くなって同じ仲間だ”という精神に由来するようです。いい言葉だと思っていたら、どうやら現在“ノーサイド”を使っているのは日本ぐらいとのこと。今では世界的に使われているのは“FULL TIME(フルタイム)”だそうです。

これも私は知らなかったのですが、ラグビーは試合後に「アフターマッチファンクション」と呼ばれる交歓会がおこなわれるのが常だそうです。


○アフターマッチファンクション○

これはラグビーの試合終了後、両チームの選手やスタッフ、審判団や協会関係者などが一同に会して軽食や飲み物を楽しみながら、お互いの健闘を称え合い労をねぎらう交歓会であり、ラグビー独特の催しです。

つまり試合と試合後の交歓会までがセットでラグビーなのです。エキサイトし過ぎて殴り合い寸前まで行ったとしても、試合が終われば笑い話にして全てを水に流し、敵も味方もなく互いを尊重する。それがノーサイドの精神なのです。ノーサイドという言葉が使われなくなっても、その精神はラグビーの中で脈々と受け継がれているのです。(調整さんWithより抜粋)

「アフターマッチファンクション」では、エールの交換や余興などがおこなわれたり、握手をするときに手が冷えていると相手に失礼だからグラスは左手で持つ、というようなルールもあるそうです。とにかく根底にあるのは相手へのリスペクトなのでしょう。相手へのリスペクトは私達も日々の中で子ども達に知らせていきたいと思います。

体と体をぶつけ合う激しいスポーツでありながら「紳士のスポーツ」とも称されるラグビー。大会はこれからますます白熱していきます。“一生に一度”。私にとっては年齢を考えると本当にそうかもしれません。あと1か月、大いに楽しもうと思います。

                                        (飯塚)