Column

3Rとは?

65日、年長児が西田保育園でおこなわれた「環境学習」に参加させていただきました。昨年度もお声かけいただきましたが、残念ながら雨のため中止でした。今年度はお天気にも恵まれ、無事おこなわれました。ゴミに関する映像を観たり、実際に収集車にゴミを入れたり、ペットボトルのラベルを外してつぶしたりなど、楽しく学んできました。(65日のブログにも載せています)

 

 

 

 皆様もご家庭でいろいろなリサイクルに取り組んでいらっしゃると思います。私も家庭では区の回収に出していますが、最近ペットボトルのリサイクルについて、大きな勘違いをしていることに気づきました。日本はペットボトルのリサイクル率は85%前後で世界最高水準とのことですが、そのうちペットボトルに生まれ変わるのは10%超とのこと。もっと多いかと思っていました。

 

 

 

勘違いに気づいたきっかけは、飲料メーカーの取り組みに関する記事を読んだことです。ペットボトルとして利用できるようにきれいに再生するには、とても手間がかかるそうですね。各メーカーともリサイクルしやすいインクを開発したり、ラベルレスにしたりなど、ペットボトルとして再利用しやすいよう工夫をこらしているとのこと。また、植物由来の材料を使ったり、再生率をあげたりなど、さまざまな研究や開発をおこなっているようです。

 

 

 

このコラムが配信される頃には、G20大阪サミットがおこなわれているはずです。

 

『環境・エネルギー』も主要テーマにあげられていますので、手遅れにならないうちに、全世界が協力して環境問題にも取り組んでいくことを切に願います。そもそも、一番必要なのはゴミを出さないことかと思います。以前訪れた中国では、実に多くの方がマイボトルを持参していました。私はつい便利さを優先してペットボトルを買っていましたが、これからは持ち歩くようにします。また、園内でもエコ活動に力を入れ、子ども達に物の大切さを伝えていきます。                              (飯塚)