Column

【~音を楽しむ~】

 あけましておめでとうございます。

 クリスマス会はありがとうございました。子どもたちの発表はいかがでしたか?素敵な子どもたちの成長がありましたね!!今後も、職員・子ども達・保護者の皆さまに楽しんでいただけるよう、リーチマイケルこと菊池も、試行錯誤しながら職員出し物を考えていきます。

 さてマジョラムクラスでは、子ども達と「音を楽しむ」をテーマに毎週1回集まりたい子どもが参加しての音楽活動を実施しています。園内の楽器ほとんどを使って、子どもたちは好きな楽器を選び、そのリズムを感じたまま鳴らしていきます。何度目かの活動の時、子ども達から「先生、この曲で踊ってみたい」とリクエストがあったので、楽器を置いて踊ることにしました。 

 初めはお友達の振りを真似しながら踊りを楽しむ子どももいましたが、回数を重ねると、曲を聞いて自分で踊ることを楽しむようになっていきました。例えばバレエ風の曲を流すと、何も言わずともホールをくるくる回って踊るなど、曲調に合わせてどんどん踊りを変化させていく姿に子ども達の感性の豊かさを感じました。また月ごとにさまざまな楽器を紹介しているのですが、その際には楽器に因んだ曲をみんなで聞き、本物の楽器がある時は、楽器をもっている職員が実物を持参したり、楽器がない時は画像で紹介したり、チューバなど大きい楽器を紹介するときには新聞紙を活用して実物の大きさを感じるなど、さまざまな工夫をしています。アルトサックス、バリトンサックス、オーボエなど、普段ではあまり触れない楽器を紹介した時も、リードという名称や葦で出来ていることなど、その楽器の特徴をよく覚えていて、いろいろな楽器に興味・関心があることに驚きました。

 クリスマス会が近づくにつれ、演奏するすべての楽器に触り、さまざまなリズム打ちを経験しました。中でもハンドベルはみんなで各々の音階を鳴らしたり、ピアノのコードに合わせて3人同時に和音で鳴らすなど、綺麗な音色に耳を傾ける子ども達でした。

 そのほかにもリトミック活動ではハンドベルでドミソの音を鳴らし、何の音か当てる音あてゲームをしました。徐々に音に慣れてきて、最終的にはドミソの音を聞き分けることが出来るようになりました。他にもハンドサインで音の高低(音階)を感じながら覚えたり、床に音階の線を順番に引き、ピアノでドの音が鳴ったらドの線にジャンプするという活動も行っています。

 さまざまな活動を通して、改めて子どもの感性はこちらが思った以上に鋭敏なのを感じています。これからも子ども達の感性を大切に、音を楽しみながら音楽活動を行っていきます。

                                     (菊池)