先日、西表島&石垣島へ弾丸で行ってきました。なぜかというと、昔から“大自然”“海の中”と

いった番組を観ることが多く「いつか行ってみたい！」と思うところの一つだったからです。

また他には題にもあるように、“とあることに挑戦”するために行きました。

実際に行ってみると、テレビで観た世界が目の前にドーーンっと広がり「すごーい！」。その景色に

ときめきが止まりませんでした。そんな旅のことを少しお伝えします。

　まずは、西表島。西表島は、沖縄県の中で沖縄本島の次に大きな島です。その９割が原始林に覆われていて、まるでジャングル！　道は１本道なのでレンタカーにはナビはなく、ずーっと高低差のある道を進むのみです。港は２つありますが、そこから少し離れると道にはほとんど人はおらず、自然の緑、どこまでも続く青い空、そして雲。そんな広大な景色が広がっていました。思わず大きく深呼吸したくなるような景色でした。

ここで一番心に残っているのは“サキシマスオウノキ”を見たことです。

港から船で２０～３０分、マングローブが左右にそびえたつ静かな川を、奥に奥に進むと、その先に

そびえ立っていました。サキシマスオウノキとは、地上の上に

広く鋭く波打つように広がる“板根”が特徴。（右の写真）

樹高１８ｍ、根の高さは最高３.１ｍになるそうです。

樹齢は４００年というから驚きです。数ミリずつ大きくなり

４００年という計り知れない歳月をかけここまで大きく育った

ということに、自然の偉大さを感じた瞬間でした。

２つ目の目的“とあることへの挑戦”とは、『ダイビングに挑戦』することです。以前、海へ行き

シュノーケルをしたところ、少し潜ると・・・耳が痛い！潜れない。そんな状態になり、耳抜きが出来ないことがわかりました。潜って魚を見たり泳いだりしたいのに…そんな悔しさから「耳抜きが出来るように」「ダイビングに挑戦」を目標にしてきました。そこで、今回は体験ダイビングのツアーに参加しました。機材の説明を受け、装着し、いざ海へ。インストラクターさんが合図をしてくれて、耳抜き１回目…鼻をつまんで息を耳に送ったり、唾をのんでみたり。すると・・・・！あれ！出来た！？

そのまま下へ進めたので、思わず海の中で「わーーー！」と、声を挙げてしまいました。また、見た

こともない魚の群れを眺めていると、下の方にウミガメが寝ているのを発見。インストラクターさんに「下に行くか？」と合図されたので、もちろん右手でOKマークを出し下へ行きました。潜れた上に、ウミガメを目の前でじっくりと見ることが出来、ドキドキが止まりませんでした。

テレビで観た世界をはるかに超えた感動でした！ダイビングを終え、船に戻ると「耳抜き、余裕だったねぇ～！」とインストラクターさん達に笑顔で声をかけられ、達成感でいっぱいになりました。

この旅を通し、映像とは違う実物を目の前にしたこと、また今年の目標にしていたことに挑戦し、

出来るようになることで、新しい世界を知る貴重な機会になりました。

小さなことではありますが“今年の目標”を明確にすることで、確実に挑戦することが出来たように

思います。

日本にはまだまだ、さまざまな素敵なところがあります。これからも子ども達にもいろいろな形で伝え、好奇心の芽をくすぐっていきます。（飯村）