Column

『VUCAの時代』

みなさん「VUCA(ブーカ)」という言葉を聞いたことはありますか?

先日、法人内の幹部職員・園長が集まった会議で統括園長の大江から「今はブーカの時代だ!」という話がありました。

 

ブーカの時代とは簡単に言うと「現代のカオス化した経済環境」のことを指すそうです。

ブーカは「V:volatility(変動性)」「U:uncertainty(不確実性)」「C:complexity(複雑性)」「A:ambiguity(曖昧性)」の頭文字を取ってできた言葉だそうです。

カオスとは、「状況がメチャクチャで収拾がつかない」「大混乱で何が起こっているのか理解できない」「ごちゃまぜで意味不明」と言う意味なので、そのような時代がまさに今、そしてこれからもっと起こるということです。

 

昔は時代が変わるのに100年・50年・30年という長い年月をかけていましたが、今の時代は違います。10年前新しいと言われていたものはどんどんと古くなり、また新たな新しいものが生み出されます。それがここ最近では3〜5年とまだ私達の記憶の新しいうちに、新たなものが生み出さ、それに対応したり慣れる前にまたさらに新しいものができ、まさにカオスな状態がここ数年で繰り返されています。

昔の時代を生きた人(つまり私達大人)はそのあまりにも早い時代の流れについていけず「できない」「変われない」という発想になりがちです。でもそれは人間の本能として新しいことに不安や恐怖を感じることは当たり前なことなので悪いことではありません。しかし、今私達の目の前にいる子ども達はどうでしょう?ここ3〜5年のめまぐるしく世の中が変わり始めた時に生まれ、言葉を持ち、知識を得て今という時代を生きています。そして今よりも加速するこれからの時代を生き抜いていかなければいけないのも彼らです。

つまり、私が何を言いたいかと言いますと…

大人の私達が、私達の生き抜いてきた価値観で、やり方で、成功した方法だけで子ども達に関わっているだけではダメだということです。私達の背中を見て大きくなる子ども達のことを考えると、私達大人もブーカの時代についていかなければいけません。

ぱんぷきんずの法人理念は「新しい保育の創造」そして保育理念は「無限の可能性を信じ共に育ち合う個と公の集団」です。この理念にあるように、いつでも子ども達の大人になった時の未来を見据えて、時代に合わせたことに挑戦していく。それがたとえ私達の育ってきた環境や価値観と違っても、「目の前の子ども達にはいま何が必要か?」「自立・自律した人間とはどういうものか?」ということを常に問いながら、時には切り捨てる覚悟も必要ですし、新しいことに挑戦する勇気も持ちながら関わりたいと思っています。

そうすることで、私達大人も日々成長できるので、こんなに素敵なことはないですよね?

 

ぱんぷきんずは若い職員集団ですが、その分パワフルで柔軟で私にとっては最高の仲間だと思っています。至らない点も多々あると思いますが、保護者の皆様と一緒に子ども達の未来を見据え、一緒に悩み、育てていきたいと常に考えていますので、これからの時代を生きていく子ども達、そして大人の私達も一緒に成長し、ワクワクした未来にしていきましょう!

(馬場)