Column

良いお年を…

朝や夕方の挨拶当番が始まり、子ども達はもちろん、私たち大人も挨拶の気持ちよさを実感しています。始めたばかりなので、自分達から声をかけることに少し恥ずかしさを抱いているようですが、3分も経てば…「どんどん来ちゃって大変~」「○○先生きたきた!」と余裕の表情です。

挨拶といえば、「良いお年を…」今年もこの時期がやってきました。年末になるとあちらこちらで交わされる挨拶の一つです。年末=と言ってもいいほど馴染みがありますよね。自然に使っているからこそ、改めてこの言葉について調べてみました。「良いお年を」というのは、「大晦日を無事に終えるまではいろいろと大変ですがお互いに頑張りましょう」「やるべきことを終えて、良いお年を迎えられますように!」という意味がこめられているそうです。(つまり、厳密には大晦日にこの言葉は使わないそうです。)

調べている最中に「年末までにやるべきこと」に目が留まり、おもわずゾッとしてしまいました。しかしそれと同時に、やるべきことを終えたらどんな楽しみが待っているかをイメージして…綺麗になった家でのんびり、もしくはやることをさっさと終わらせて、ゆっくりスーパー温泉であかすり&ビールなんていいなぁ…などなど(笑)、、、話がそれてしまいましたが。挨拶の大切さの次は、挨拶の種類についても触れ、これから訪れる年末年始の挨拶の仕方や意味についても子ども達にわかりやすく伝えていきたいと思います。

そして年始といえばもうひとつ!きっと新年になると耳にする機会が増えるかもしれません。
「一年の計は元旦にあり」由来には諸説あって…「一年の計画はその年のはじめに立てるべき。しかし、立てて終わらせず、計画を実行していきなさい。」大まかにいうとこういった意味がこめられているようです。

みなさんにとって今年一年、どんな年でしたか?今年こそは!と思って立てたはずの目標も、気づいたら三日坊主…なんてこともあるかもしれません。私自身も今年こそは痩せないと!と決心したはず、でした。しかし結果は…みなさんもご存知のこの通り。12月の健康診断を終えてびっくり!!ついつい高い目標を立ててしまいがちですが、長期的な計画と同時に短期的な計画を立て、それぞれがいつ頃までに、どのような方法で目標を達成していくのかの計画を立てることって本当に大切だと感じています。なんとなく、明日から~と思っていてもなかなか進められず、結局失敗に終わりやすいですよね。

新しくなにかを始めるのは、もってこいの新年。一年を終え、心機一転してモチベーションを高める時期として絶好のタイミングです。来年は平成最後の貴重な新年ですしね!

 

ちなみに…「○○な年にしたい」「○○を心がけで過ごしてみよう!」「○○について深めたい」など意識を持って過ごすことで、その目標に関連される出来事や、情報が自分に入りやすくなるそうです。(今の私はキャンプ情報がたくさん入ってきます)私たちの脳は、意識を向けたことほど、関係する情報が自分のところに自動的に舞い込んでくる仕組みになっていると言われています。(カラーバス効果)

さらに、とにかく言葉にしてアウトプット(発信)することが大事!自分自身の中にとじこめず、誰かに目標を聞いてもらったり、宣言をすると、より脳に刻まれて情報も得やすくなるそうですよ~!家族みんなで、今年の目標宣言をしてみてはいかがですか?
(尾池)