Column

あっという間に1ヶ月

新年度が始まりましたね。在園児の保護者の皆様は、小さな子ども達の泣き声に、あんな時期もあったなぁとどこか懐かしさを感じられたのではないでしょうか。新入園児の保護者の皆様にとっては、初めての園生活に少し不安な気持ちや戸惑いを感じながらのスタートになった方もいらっしゃるかもしれません。涙する姿に後ろ髪を引かれながらお仕事に向かわれることもあったと思います。しかしそんな子ども達も、周りのお友達や新しい環境にも慣れ始め、保育士と目が合うと手を伸ばそうとしてくれることも増えてきました。私達職員一同は、子ども達はもちろん、保護者の皆様方にとっても、安心できる環境を提供できるような園づくりを目指していきます。

まずは、その第一歩として「りとるぱんぷきんず」のことを少し紹介させていただきます♪

この園の特徴の一つでもある園名とクラス名。一般的な保育園であれば「○○保育園のヒヨコ組さん」「チューリップさん」など、動物やお花の名前をイメージする方が多いと思います。

(実際私が20数年前に通っていた園の年長さんも「きく組・ゆり組」でした。)

では、なぜこのような園名とクラス名になったのか…その謎に迫ってみましょう! 

【園名りとるぱんぷきんずの謎】

清香会の本拠地は福岡県豊前(ぶぜん)市です。本拠地には2園ありますが、そのうちの1園がJR日豊本線(にっぽうほんせん)「三毛門(みけかど)駅」の近くにあります。その三毛門の名産が「かぼちゃ」なのです。かつては昭和天皇の即位の折に大誉祭のお供えものとして謙譲されたこともあるほど有名だそうです。そのかぼちゃを英語にすると「pumpkin」。そこから「小さな子ども達が集う場所」ということで「Little」をつけ、pumpkinを複数形にして生まれたのが、この「LittlePumpkins」なのです。さらに!後で判明したのですが、恋人たちが互いを「ハニー」「ダーリン」と呼び合うのをテレビや映画で聞いたことはありますか?同じように、外国では子ども達に呼びかけるとき「pumpkin♪」と声をかけるようです。すごい偶然に驚いてしまいますが、これが素敵な園名の誕生秘話です☆

【クラス名の謎】

 続いてはクラス名!関東で初めて開園することになった横浜りとるぱんぷきんず。開園前の職員会議で「クラス名をどうするか?」と話し合い、職員からハーブの名前はどうか?という案が出され現在に至るそうです。(その案を出したのはなんと!新卒者で入職した馬場先生でした)

カモミール(0.1歳児)…地中海沿岸のハーブの名前で花言葉は「あなたを癒す」です。

母親のような大きな心で子ども達と関わっていきたいという願いが込められています。

メリッサ(2歳児)…別名「レモンバーム」。メリッサをギリシャ語でミツバチを意味するそうです。花から花へ飛び回るミツバチのように、自立に向けて自ら飛び立っていくというイメージでつけられました。

マジョラム(3.4.5歳児)…花言葉は「常に幸福」今まで以上により大きく成長してもらいたいという意味を込めています。

マミー(1歳児で移行をする子)…ハーブではないのですが、カモミールの「母親」つながりでこの言葉になりました。

ハニー(2歳児で移行をする子)…この時期の子ども達は元気いっぱい飛び回ります。ミツバチが集める甘い蜜をイメージしてつけられています。

 

ハーブは自然界からの贈り物!成長期にある子ども達も自然の恩恵を受けながら健やかに成長してほしい。そんな願いをクラス名に込めたそうです。その想いを大切に保育をしていきます。   (尾池)