Column

日々学び、日々成長 PART2

毎日まいにち暑い日が続いていますね。
みなさんは体調など崩されていませんか?

私は先日、手足口病になってしまいました。

息子が手足口病で保育園を休み「熱も下がったし発疹もかれてきたし食欲も出てきたのでもうそろそろ保育園に行けるかも!」と
思っていた矢先、何だか悪寒と関節の痛みが出て熱をはかると9度。
喉の強烈な痛さに襲われ食べれない、飲めない、話せない。
本当にこんなに苦しいのは久しぶりでした。

保護者の皆さまもくれぐれも体調には気をつけてくださいね。

前置きは長くなってしまいましたが 、先日 私が反省をしたこと。
それは「親自身の感情を子どもは本当にスポンジのように吸収していることを忘れていた」ということです。
私自身時間に追われることが、とにかく苦手で前もっていろいろと予測をたてて動いています。
逆を言えば融通があまりきかないタイプなのかもしれません。
全て逆算し家を何時に出れば子どもが落ち着いて保育園に行けるのかを考えています。
事件があったその日は雨。
いつもより少し早めに家を出て雨の日の登園を楽しもうと考え
抱っこひもの準備をはじめ子どもをひもの上にのせると 何だか臭いが・・・。
そうです。
便をしていたんです。
いつもより登園の準備に時間がかかり道中もいつもよりも早歩きで言葉少な目でした。
保育園につきオムツなどを所定の場所において預けようとした途端、
「うわ~ん」本当に大きな声でなきはじめました。 
保育園に慣れてからは受入れで泣くことはなく、反対にニコッと笑顔になることがほとんどでした。
その泣き顔を見たときに「あ~ やっちゃった・・・」と反省しました。
私の焦る気持ちや落ち着きのなさを彼は感じとり、彼自身も不安になったのだと思いました。
頭ではわかっているけど実際に事がおきると焦ったり言葉が少なくなったり。
自分自身の気持ちを引きずらず子どもと『今』を関わらなければと改めて思いました。
そして子どもは本当に【保育園】という小さな社会で頑張っているんだと感じました。

先日 個人面談をした時のこと。
「保育園では本当にお利口で。よく食べよく遊びよく寝ています」と先生からのお話。 
家では「ミルクが足りな~い」と泣き、
「まだ寝たいんだ~」とひっくり返り、
「早く寝かせてくれ~」と駄々をこね・・・。

究極は保育園から帰ってきてマンションの入口につくと泣きの準備をはじめ玄関のドアをあけたとたん大泣き。
「保育園では一体 どうやって過ごしているんだろう? 先生たちは大変だろうなあ」と感じることもあったのですが、
親の心配をよそに彼なりに外の環境に順応しているようです。
保育士で学んだ知識は子育てをする中で参考になることもあればプレッシャーだったり「こんなはずでは・・・」と
自己嫌悪になることもあります。どちらかというと後者のほうが多いかもしれません。 
でも今、目の前で子どもがどのような状態なのかを考え家では大きな声で泣いても少しくらい家事がおろそかになっても
子どもの成長は『今』しかないのでその時間を大切にしたいと思います。
(こう思っていても大人のペースで子どもを促すことがあるので そのような時はちょっとだけ反省し)

最後に 私が時々息子とすること。
それは『笑いヨガ』です。今年度は保育の中でも子どもたちと職員で少しずつ取り入れています。
とにかく1分間ぐらい思いっきり笑うこと。
息子が笑った瞬間をきっかけに大きな声で笑い返し二人でしばらくの間、笑いあっています。
ただ これだけなんですが 自分自身の気持ちも何だかスッキリ! 息子も笑顔!『笑う門には福来る』と言いますが
できるだけリラックスして子育てをしていきたいなあと考えています。  

(谷本)