Column

園の研修について

先日、清香会(せいこうかい)= 法人全体で「合同研修」がありました。
現在、私達の社会福祉法人は福岡の豊前市に2園。関東には8園あります。
この日は10園をZOOMでつなぎ、【伝える】をテーマに研修をしながら、心を一つにしました。
今年度、理事長になった大江恵子からは…
『心と身体は一体。だから気の持ちよう=見方や考え方でも物事が変わっていく。今あるもの全て有難い。生きているだけでも幸せ。“当たり前”と思っていることも、実は当たり前じゃない。
だから全てに感謝!』というようなメッセージがありました。
その他、経験年数の高い職員から【清香会の保育】として、法人内で取り組んでいる保育内容
(=『プログラム』と呼んでいます。)について考察がありました。
『プログラム』は、既成のもの・或いはそれに法人独自で工夫を凝らしたもの・または全くのオリジナルなもの、を保育の中で実践しています。
※“入園のしおり”にも載せているので見てみて下さいね。例えば…
   モンテッソーリ教育   Rhymoe(英語=ライモー)
   あるて(芸術)     ぱんぷきんPUMP
   IQパズル        ぱんぷきんビート
   心育          その他
「せっかく自分達で体系化して作っているプログラムだから、各園で楽しく有意義に取り入れて
子どもの育ちの後押しをしていこう!」と提言がありました。
その根底には卒園して小学校へ上がってからの、子どもの学びにも繋がって欲しい、という願いと期待が込められているからです。
H29年に「小学校指導要領」が改訂され、学習内容も様変わりしています。
今までも大切にしてきた『生きる力を育む』には、「何のために学ぶのか」を基にもっと具現化
しようと学習スタイルも能動的に変わってきているそうです。
園で行っている『選択保育』は、⇒ 自分でやりたいものを自らの意思で選んで体験する。
その選択出来る環境には、子ども達もずいぶん慣れてきました。小学校へ行っても自信を持って
自分らしさを出しながら学んでいけるといいですよね。
 理事長と経験年数の高い職員からのメッセージを受け、各園に分かれ、感想を含む話し合いを
しました。
「気持ちと言葉は大切!」「意識してモチベーションを上げよう!」「“当たり前”に感謝」…
「大人も子どもも実体験が大事。どんどん一緒にやろう!」「余裕を持って保育に活かす」などの発言があり、普段の自分と普段の保育を振り返る、いい機会になりました。
 さて、この日のその他のイベントとして、勤続10年の職員を祝ったり、各園の【伝えたい!】を映像で流してアピールしたり、大江晃前理事長の思い出映像を見たり…
盛り沢山で、心が温かくなる【伝える】会になりました。
 皆さんは仕事をして、家事や子育てもして、本当にあっという間の毎日だと思います。
だからこそ、自分の心を満たしたり、潤したりして、自分を大切にして下さいね!(加賀谷)