Column

No.25

 

先日の夏祭りはいかがでしたか?

去年から通園している子は、また一回り大きくなったことを感じる場面でしたね。

新入園児は初の大きな行事。楽しく過ごせたでしょうか…?

さて、7月半ばに法人内の職員が一堂に会する研修会がありました。

毎年1回行われるこの会は、関東の全職員と福岡から代表で数名が参加し、今年は総勢170名

ほどになりました。

例年の研修内容は、①講師を招いての座学、②前年度の各園のテーマ保育を代表がパワポで発表、

③永年勤続の表彰、その他…という構成でした。

今年は法人の意向で全くやり方を変え、参加型の「フェス」研修にしました。

各園が1コマ40分のブースを4回、行います。

つまり1人が自園のブースを1回担当し、残りの3コマは他園のブースを巡る、という文化祭の

ようなイメージです。

各園の内容は、【和(めんこ・コマなどの伝承遊び)】【ハンドベル】【和太鼓】【あるて】【体操】

【積み木】【パワポの作り方】【スワッグ作り】【バスボム作り】という、保育のネタや職員の技術向上のような楽しめるものが出展されました。 

中野はもちろん和太鼓。

やってくる職員も、教える中野の職員も、楽しんで参加が出来ました。

会場を高円寺りとるぱんぷきんずと、中野セントラルパークの貸会場とし、雨で移動が大変でしたが有意義な1日となりました。

余談ですが、全職員でブースの構成度を評価し、良かった園に投票をしました。

するとナント中野の和太鼓が1位に!

団結力・パフォーマンス・役割分担の具合などが評価されたのだと思います。

 一方、福岡チームは「昨年度の年少クラスのテーマ活動」と、生活発表会で毎年ムービー作りを担当している職員の「こだわり」について発表がありました。

そのムービーが、また本当に感動的で!

子ども達が生活発表会本番までに、最初から取り組んでいる姿を追っていたり、普段のさまざまな細かい様子が、素敵な曲と共に映し出されていました。 

また保護者の皆さんがボランティアで、子ども達のために、各行事の準備や流しそうめんの用意(竹割から竹を繋げる)などをしている様子が流れ…

子ども達の活動のみならず、大人も楽しみながら一生懸命取り組んでいる姿に、胸が熱くなり

ました。

こうやって福岡では卒園児が親となり、今の園児達のために力を尽くしているそうです。

(卒園児が保育士になって、福岡や関東で従事している職員もいます)

95年以上の歴史の重みが、その映像の中に見て取れ、心ふるえる思いがしました。

 中野も今年は10年目。

子ども達、保護者や地域の方のために、私達職員も持てる力を尽くしていきます。 (加賀谷)