2020年6月 「【いよいよ2020年】」

    あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

    年末年始、みなさんはどのように過ごしましたか?

    私は例年のように、お正月は夫の実家に行き、親戚で新しい年を迎えたことの喜び、そして今年一年もみんなが健康で穏やかに過ごせますようにと、おせちを囲みゆっくり過ごしました。

    毎年の恒例ですが、いつものように新年をみんなでお祝いできるということがとても幸せだと感じる

    瞬間でもあります。

     今年はいよいよ東京オリンピックの年ですね。 この千駄ヶ谷地域はオリンピックスタジアムがあるため、とても賑やかな年になりそうです。 オリンピックをこんなにも身近に感じられることは本当に少ない機会だと思うので子どもたちと一緒にオリンピックを盛り上げていきたいと思います。

     さて、年末にモンテッソーリの研修に参加してきました。私は一年目の時からモンテッソーリ園で

    働いています。(他法人ですが)最初は本当にモンテッソーリ教育の難しさを感じていました。

    さまざまな教具があり、それぞれにやり方・伝え方があり、そしてとても静かな空間。「子どもは元気いっぱいで賑やかで外遊びが大好き!」と思っていたので、「なんだか違う・・・」という違和感だけが残っていました。それからモンテッソーリの教師資格をとるために勉強をして試験を受けてからは、私が第一印象で感じていたモンテッソーリは間違いだったと気が付きました。何が間違いだったか

    というと、、、

     ★子どもが自分でやりたいことをする空間なので決して物静かだけではない

       (それぞれの子どもが集中すると静かになりますが)

     ★決められたことだけではないので、その後の広がりが一人ひとりによって違う

     ★教え込みの教育ではなく、子どもの意欲ややりたい気持ちを尊重していく教育

    モンテッソーリの考えも時代と共に変化しています。私が保育士一年目で勉強していた頃は「こうしなければいけない」という要素が強かったのですが、今では「子どもの意欲を育てるため、どのような

    関り方がいいのか?」もっと大きな枠でとらえた関りを大切にしています。

     先日、参加した研修でも「モンテッソーリ教育の大切にしていることが今からの時代は重要になる。それと共に今までのやり方だけではなく、もっと柔軟な考え方や子どもへの関り方が必要」とありました。

     これからの子どもに必要な4C

      Crihical Thinking (批判的精神)          Communication(コミュニケーション)

        Collaboretion(協力・協働)            Creativity(創造性)

    子ども達が大人になった時、今は存在しない職業に就く確率が50%とも言われています。そうなった時に大切な要素がこの4つになります。子ども達がさまざまなことに対して自ら関われるように、私達の考え方や関りもかえていかないといけない部分もあります。一斉的な教育から一人ひとりの意欲を

    大切にした教育へ。まさしくモンテッソーリの考え方です。子どもが主体となって行動できるための

    環境・関りを今後も考えていきます。

    (もちろん自由の中でもルールはあるので、社会的な規律は伝えていきます。)

                                            (谷本)

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