2021年1月 「~『SDGs』~わたしたちにもできること~」

    ここ最近、『SDGs』という言葉を聞く機会が増えてきました。

    また、街の至る所でも、SDGsの表が目に入ります。

    皆さんもご存知かと思いますが、SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な

    開発目標)」の略称であり、国際社会共通の達成するべきゴールを分類した17の目標です。

    テクノロジーの発達で私達の生活はどんどん便利になりました。

    一方で環境破壊、貧困、資源不足…など懸念されることも増えています。

    このままでは「地球があぶない!」「子どもたちの未来がない!」「製品開発をしても持続性がないと意味がない!」とのことから、子ども達の未来を守り、将来的にも豊かな暮らしが出来るようにと設定されたのがSDGsです。

     では、保育園ではSDGsをどのように取り入れられるのでしょうか?

    園ではテーマ活動の中で、世界の人々や文化について紹介し、世界には様々な考え方、人、暮らしがあることを知り、性別で衣服の色や形を決めないなど、活動を通して自然と『みんな違っていい』ことを受け入れているのではないかと思います。

    また、手洗いやうがい時などは水を必要な分だけ出す。燃える・燃えないごみの分別をし、

    リサイクルにつなげることで、限られた資源を大切にするエコに取り組んでいます。

    集まりの時間、幼児クラスの子ども達にSDGsについて話をしてみました。

    SDGsの表を見せると、「あっイケサンパークで見たことあるよ!」

    「テレビでこないだやってたね」とどこで見たかをたくさん教えてくれました。

    その後にSDGsの絵本を読むと、少し難しい内容ではありましたが、

    「SDGsってそういうことだったんだね」と理解した様子です。

    「みんなは地球のためにどんなことが出来るかな?」と聞いてみると、

    「燃えるゴミと燃えないゴミを分けるね」「ご飯は残さず食べる」

    「作品は必ず名前を書いて無駄にしないようにしよう」と子ども達から

    たくさんの取り組みを提案したり、年末には園内の大掃除に張り切って取り組む姿が見られました。

     一人ひとりが想いをもって取り組むことが、これから生きる未来の地球へとつながっていきます。

    「もっと暮らしやすい地球になるには?」これからも子ども達と一緒に考えていきます。(中野)

    ~教具紹介~

    【SDGs(はさむ・色合わせ)】

    後日SDGsの教具を作って出すと子どもたちは大興奮!

    一つひとつのマークを確認しながら、クリップで挟んでいます♪

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