2020年6月 「~当たり前の毎日、今という時間のありがたさ~」

    新型コロナウイルスの感染対策のため、緊急事態宣言が出され、みなさん自粛の毎日を過ごされたと思います。

    私はこの非日常の日々を過ごし、もちろん大変なことは多くありましたが、たくさんの感謝の気持ちが芽生えました。

    その中で新しい保育についても考える機会が増えたため、この約2か月の思いを書かせていただきます。

    ここで少し私の学生生活を振り返らせて下さい。

    私は中学生から高校生まで吹奏楽部に所属しフルートや学生指揮者を担当して学生生活を楽しみました。

    『楽器は1日練習をしないと3日分下手になる』と顧問の先生から教えられ、普段の土曜日も夏休みも冬休みなどもなく毎日練習に明け暮れていました。

    (あまり上達はしませんでしたが、これはこれで良い青春だったと思っています!)

    短大に進学すると、朝から夕方まで必修科目がぎっしり!

    サークルに入る時間もなく、隙間時間にバイトをし、夏休み期間中にも保育実習があったため、長い休みを取ることはほとんどない学生生活を送ってきました。

     ところが、今回のこの新型コロナウイルスが発生し、緊急事態宣言が出され、保育園も休園の流れと

    なり、在宅での仕事が始まることになりました。

    在宅ワークが始まり、家で仕事をする日々の中、気づいたことがありました。

    それは「こんなにゆっくり物事を考える時間は初めて!」ということでした。

    学生時代から社会人になった今まで、目の前のことに一生懸命に取り組み、前進あるのみ!という

    気持ちで進み続けていました。

    自宅での仕事の進めにくさなどはありましたが、このタイミングでふと立ち止まり、ゆっくり物事に

    ついて考える時間をいただけたことには感謝をしています。

    この時間を有効に使うには…と考えたり、そのための会議をリモートで開催したりなど、毎日が試行

    錯誤ではありましたが、得たものは多くあったと感じました。

    法人理念である【新しい保育】という部分では、見ていただいた方もいるかと思いますが、YouTubeでの動画配信などがその中の一つになります。

     この大変な時期だからこそ、前向きに考え、今いただいている時間を有効に使ってこそ社会に貢献が出来る!!と思いました。

    医療従事者の方、消防・警察関係の方、物流関係の方、スーパーや日用品を売っているお店の方…

    さまざまな方のお陰で私はこの時間を使うことが出来たと思っています。

    『物は考え方次第』と聞きますが、まさしくこれだと思いました。

    みなさんはこの期間で何か考え、感じたことはありましたでしょうか?

    大変なことが多くあったと思いますが、その中で見つけたハッピーなニュースなど、またお会い出来た時に、お話を聞かせ下さいね♪

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