2019年5月 「今回の事故の件で感じたこと・・・」

    池袋での交通事故、大津での保育園の散歩中の事故…

    今年度に入ってから、本当に胸を痛める事件が続きました。

    保育業界で働く者として、そして3歳の息子を持つ父として、決してこれらの事件は他人事ではありません。

     私達職員は、この事件を「自分達だったら」と主観的に捉え、同じような事件が二度と起きないよう対策しなくてはなりません。

    今回の事件が起きた後、すぐに職員間で散歩の仕方について再度共有し、ルールを確認しました。

    ・信号待ちの時はできる限り車道から離れる

    ・車道側でなく、なるべく壁側を歩く

    ・保育士は必ず車道側で子どもを守る

    ・適切な職員配置と散歩のルートの再検討

    ・横断歩道の渡り方と職員の付き方

    ・工事現場など、頭上や周囲に危険物がないかの確認

    等です。何より大切なことは、『自分達の身は自分達で守る』ということです。

    「青信号だから車は止まってくれるだろう」ではなく、渡る前には左右の安全確認を行う。

    「歩道だから安全だろう」ではなく、車道から少しでも離れた場所に行く。

    まずは、「~だろう」という気持ちをなくし、危機管理の徹底を行っていきます。

    事故の件は本当につらいニュースでしたが、現在ツイッター上で『保育士さんありがとう』のハッシュタグが溢れています。

    数々の温かいメッセージに私達保育士も励まされ、保育士という仕事のやりがいや素晴らしさを感じるとともに、私達が行っている仕事の責任の重さを改めて実感しています。

    『大切な子どもの命を預かっている仕事』ということを念頭に、職員一同いま一度気を引き締め、子ども達の安全に努めていきます。

    今回の事故で亡くなった方々のご冥福と、怪我をされた園児や保育士の方の一日も

    早い回復を、お祈り申し上げます。

                                        (中野)

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